第1回公式認定オンライン大会/田中・キリト杯について②


本記事は第1回公式認定オンライン大会、通称田中・キリト杯の振り返り記事第2弾です。

今回は二回戦1組目、及び、二回戦2組目を振り返っていこうと思います。
一回戦にてBチームを破ったAチームvsCチーム、一回戦にてLチームを破ったGチームvsJチームの戦いです。
本大会は参加者の数が多くかなり規模の大きな大会になりました。Cチーム、Jチームはシードを獲得していたため、これが初戦となります。緊張したのではないでしょうか。

初戦においてある独特な緊張感、管理人は結構好きでした(いらない)。

さて、AチームvsCチーム。この対戦においては予想外のアクシデントが起きました。大会参加のCチームの一部プレイヤーが直前になって棄権を発表。Cチームは対戦直前に3人のメンバーが突如として消える事態になりました。名前は伏せますが(アーカイブ見ればどなたかは明らかですが…)、直前の棄権は大会の運営にかなり支障をきたします。そして、この棄権発表によって巻き込まれた残りの2人がただただ可哀想でした。突然の事態にどうなるのかハラハラしていましたが、運営の田中さんがナイス対応を見せました。消失3人の代わりのメンバーをすぐさま募集。迅速な対応により、新しくCチームが誕生しました。田中さん、キリトさん、お疲れ様でした…

それでは、早速振り返っていこうと思います。

二回戦1組目:動画時間1:57:15あたりから(視点はAチームロティエル)

AチームvsCチーム

Aチーム構成                     Cチーム構成

XILLIA:ロティエル                  1031:ドーラ
ぐるとん:メッツガー                 燈油:ホートン
沙織@:イド                                 長靴を脱いだ:バーサ
pepepex:ヴィッキー                   にゃんころ:ロティエル
dpop:マーモン                       それいけらぶちー:アグナル

 

試合開始後の立ち回りは、トップレーンは、Aチームがメッツガー、マーモン、Cチームがドーラ、バーサ、ミドルレーンは、Aチームガイド、Cチームがロティエル、ボトムレーンは、Aチームがヴィッキー、ロティエル、Cチームが、ホートン、アグナルとなった。
試合序盤最初に仕掛けたのは、Cチームのアグナル。ミドルレーンタワーを防衛するAチームイドに対し、奇襲を仕掛けた。

イドは隠れ身のスキルを使用。実はこの流れは、1試合目(前記事参照)でも見られた動きだ。

しかし、イドの隠れ身の使用によりキルを取ることに失敗、応援に駆けつけたAチームのGankを逆に受けてしまう形となった。


素早い寄りを見せたAチーム。Aチームがファーストキルを決めた。

この後、両チーム攻防を繰り広げながらも4分までスコア1-0のまま進行する。

最初の集団戦は、AチームヴィッキーがCチームバーサをultiで捕らえる動きから発生した。

仕掛ける際には、火力を出す脅威のヒーローを狙うのが鉄則だ。

CチームのアグナルがAチームのマーモンに攻撃を仕掛ける。

Aチームのマーモンがultiを発動しアグナル、バーサを閉じ込める、直後にCチームのホートンがultiを発動。

Aチームメッツガーがultiを発動。

Aチームイドがultiを発動。メッツガーのultiとイドのultiは相性が良い。

3人デスを受けてタワーへの退避を試みるCチームホートン。Aチームがこれを追う。

Aチームマーモンがホートンを撃破。

イドがultiを発動したことがきっかけでCチームは4人デスという結果となる。Aチームのヴィッキーがダメージを全面に引き受けたため、Cチームはイドをなかなか攻撃をすることが出来なかった。Cチームとしては、Aチームのマーモン、ロティエルを撃破することができれば良かったが、マーモンのulti発動により、Aチームメッツガー、イドが来るための時間を稼がれてしまったと言える。どちらが先に相手の火力職をキルするか、という戦いにおいて、最初にAチームがCチームバーサを捕まえた時点でCチームはやや苦しい戦いになっただろうか。

Aチームはその後、ボトムレーンを破壊に成功。Aチームロティエル、マーモンはミドルレーンでの合流を図る。

試合開始5分時点でのステータス。スコアはAチーム5、Cチーム0でありAチームが優勢か。

復活したCチームは果敢な攻めを見せた。ミドルレーンを押そうとするAチームの裏に回り込んだCチームのアグナルがAチームイドに奇襲をかける。イドは素早くタワーまで退避、アグナルに続く形でバーサも飛び出し、近くにいたAチームマーモンに攻撃をかける。

Cチームアグナル、火力で脅威のイドを狙う。良い攻めだ。

Cチームバーサがアグナルに続く。しかしAチームに挟まれる形となってしまった。

Cチームホートンがulti。Aチームのマーモンもulti。アグナルには足縛り継続効果をかける。

AチームイドのultiがCチームを襲う。Cチーム、初手の奇襲でイドを仕留められなかったのは痛い。

Aチームメッツガーが合流し、ultiをバーサに打つ。

Cチームのバーサ、Aチームロティエルをキル。直後、Aチームイドがバーサをキル。

CチームのドーラがAチームのマーモンにultiを浴びせてキルを取る。

非常に良い攻めであったがアグナルとバーサがAチームに挟まれる形にもなってしまった。Cチームホートンがultiで追撃をかけるも、イドには届かなかった。Aチームマーモンの足縛りで動けなくなったアグナルにイドのultiが炸裂。Aチームメッツガーがここで合流し、Cチームバーサをultiで捕まえる。CチームバーサはAチームロティエルを仕留めることに成功したが、イドにキルを取られることとなった。Aチームはミドルレーンのタワーを破壊した。その後、追撃をするイドをCチームロティエルがカウンターで撃破し、この時点でスコアは、Aチームが7、Cチームが3となった。

タワーを破壊後退避するイドを仕留めるCチームのロティエル。素早い寄りであった。

この後、Cチームアグナルはボトムレーンを単独で攻撃、これにAチームロティエルが対処する中、両チームがボトムレーンに集結。集団戦となった。

この時はまだ1-1だがここからあっという間に両チームが集結し、総力戦となる。

Cチームホートンがultiをぶつけ、バーサが隠れ身を用いてAチームロティエルに奇襲をかける。

Cチームバーサが退いた直後、Cチームドーラが隠れ身⇒ulti攻撃を仕掛ける。

次々と攻撃を浴びせられながらも生き残るロティエル。

ボトムレーンの攻防は上部へと移行する。

マーモンがultiを発動し、直後にブリンク。窮地を脱する。

Cチームロティエル、追撃しマーモンを撃破。

Cチームホートン、Aチームロティエルにulti⇒セカンドスキルで撃破

Aチームロティエルは脅威の粘りを見せていたが、最終的にCチームホートンに討ち取られる。この攻防でAチームはマーモンとロティエルを失う。やや痛い損失となったかのように思われた。しかし、ここでようやくAチームメッツガーが合流。

メッツガーの妨害に合わせてイドがultiを使用している。広範囲を攻撃できるイドのultiは脅威だ。

メッツガーがultiでホートンを捕らえる。

Cチームドーラの奇襲がイドを襲う。

Cチームアグナルがタワーダイブし、追撃。Aチームのイド、ヴィッキー、瀕死ながらもなんとか生き延びる。

Cチームによるイドへの奇襲は非常に良かった仕留めたかに思われたが、惜しくも逃してしまう。レベルの高い試合になると、足留めやスタン、スローといった効果を同時にかけていかないと、なかなかキルに結びつけることは難しいのかもしれない。

試合11分時点でのステータス。試合中盤ともなると、追いかける、逃げる、といった場合のためにブーツは必要か。

この時点で両チームのスコア差はAチーム17、Cチーム6、とややCチームが苦しい展開となった。
しかし、それでもCチームはメンバーの3人は隠れ身のスキルを採用しているため、Gankを狙いやすい構成である。つまり、GankによってAチームのイド、ロティエルを落とすことができれば十分に逆転が可能であるとも言えそうだ。

実際に終盤において、CチームのアグナルがAチームのロティエルにGankを仕掛けている。

隠れ身を用いてアグナルがultiでスタンをかける。ホートンもロティエルに攻撃をかける。

アグナルの仕掛けは完璧だったが2人ではロティエルを削りきれなかった、イドのultiが火を吹く。

試合終盤になるとなかなかGankのかけ方も難しくなってくる。金銭差、レベル差がついてくるからだ。互いに高火力を備えるようになってくるため、試合終盤ではますますダメージを引き受け、敵の行動を妨害するタンク役の存在が重要となってくる。Cチームアグナルを撃破したAチームはそのままミドルレーンへ。

Cチームバーサがジャングルから攻撃を仕掛ける。タワーダメージと重なってAチームメッツガーがデス。

1対4の戦いとなると生き延びるのはかなり厳しい。終盤になるとリスポーン時間も長くなってくる。

Aチームはバーサを撃破すると、一度分散しサイドのレーンのミニオンの処理に向かう。その後夜になったタイミングで深淵の支配者へ攻撃を始めた。これに対し、Cチームホートンが草むらから様子を伺う。この隙にCチーム、ドーラ、アグナル、バーサがトップレーンのタワーを狙う。一方Aチームはその間に草むらに潜むロティエルを撃破した。

タイミングを合わせて集結し、人数差を作って敵を撃破する。終盤戦は常に集団での戦闘になりやすい。

Cチームがトップのタワーを破壊。Aチームは深淵の支配者を攻撃。

深淵バフを獲得するAチーム。

サードタワーを破壊したいAチーム、しかしミドルレーンのミニオンは後方にいる。Cチームアグナルがタワーを破壊する。

最終盤、バフを獲得したAチームがサードタワーを破壊。侵攻を止めたいCチームだが、Aチームのマーモンのultiに妨害される。閉じ込めの効果はこのようなところでも有効のようだ。

閉じ込めから解放されたところをイドのultiで撃破したAチーム。そのままベースの破壊。

結果

Aチーム勝利
スコア:Aチーム30-Cチーム7
管理人感想:
Gankを仕掛けるために隠れ身のスキルは強力だが、一方で、当然のことながらブリンクがない分、確実に敵を仕留めることが求められる。終盤になるにしたがって、隠れ身からのGankがなかなか難しくなることを考えると、序盤においていかに多くGankを仕掛けて差を作るか、が隠れ身スキルを多用する場合の戦略になるのだろうか。ステルス状態を看破できるヒーローは少ないため隠れ身を軸とした編成もありなのかもしれない。しかし、その場合はなるべく移動において優位を取れるヒーローを用いること、あるいは、Gankをしやすい環境を整えられるヒーローと組むこと、が必須になりそうだ。

二回戦2組目:動画時間2:24:30あたりから(視点はJチームバーサ)
GチームvsJチーム

Gチーム構成                     Jチーム構成

ぬーん:メッツガー                  ガ帝☆ヌヌ:メッツガー
かさまる♪:バーサ                    リアル弱者:イヴァン
Fujidai:ガトリング                       shalice:ヴィッキー
ねくろ本店♪:ロティエル                 Vosk・〆s:アグナル
ばきばき:スカディア                 SETUNA:バーサ

 

試合開始後Gチームのガトリング、スカディア、Jチームのメッツガーががそれぞれ1キルをとった模様。

開始後3分に満たない間にファーストキルがあったようだ。

両チームの構成を見るとGチームは1タンク、Jチームは2タンクであることがわかる。Jチームがメッツガーとヴィッキーのultiのコンボによってイニシエートしやすい(先に攻めるきっかけを作りやすい)ことは、これまでの試合から明らかである。この点からは、一見Jチームが有利に戦いを仕掛けられるのではないか、と考えられそうである。一方、Gチームの方は、メッツガー単体の1タンク構成ではあるが、Gチームのガトリングの装備案を見ると、ガトリングが防御志向、すなわちタンク役としても機能しそうであることがわかる。ガトリングは元々、彼のultiによって敵ヒーローと1対1の局面を作り出すことができる。敵集団に切り込み、敵一人を切り離す、という攻撃のきっかけ作りの役回りを果たすためには、防御重視の装備を組むことが必要になる、という考えがありそうだ。

(※ガトリングで攻撃重視の装備案の時、何が起こるかを考えよう。敵集団の中に切り込んでultiを発動した場合、1人をリング内に閉じ込めたとしても防具を積んでいないため、遠距離射程の他の敵ヒーローからの攻撃によってあっさり返り討ちに遭う可能性がある。つまり「集団に切り込んでからのulti」という攻め方をする場合は死ににくい装備であることが求められる。逆に、火力高い装備でultiを用いる場合は、集団から離れた敵、戦闘から離脱しようとしている敵単体を狙うと良いだろう。)

さて、マッチングが始まってから早い段階でファーストキルが決まった模様である。

これまでの展開を考えると、今回の試合はかなり好戦的だ。試合序盤では互いに装備が揃っていないため、後半に防御力が高くなるタンクが相手であってもGankの仕掛け方によってキルを狙いやすい。元々、2タンク構成のJチームは序盤は後半戦を優位に進めるべく慎重に、一方、ガトリングが防御志向とはいえ1タンクであるGチームは序盤から積極的に交戦したいところだ。

試合開始から3分40秒、Gチームがドラゴンを撃破。非常に早いタイミングでの撃破となった。また、ボトムレーンではJチームのメッツガーをGチームのガトリング、スカディアが撃破した。

解説と実況も驚くほど、ドラゴン撃破は早かった。

カメラワークが映す前にキルをとってしまうGチームのガトリング、スカディア。

非常に鮮やかなプレイが見られたのはこの直後だ。

Jチームのメッツガーを撃破したGチームのガトリングとスカディアがタワーを攻撃。Jチームバーサが睨んでいる。

ガトリングがバーサに接近し、攻撃。

ガトリングがultiを発動、バーサをリング内に閉じ込める。

スカディアもこれに続き、ultiを発動。マップを見るとアグナルが接近しているのがわかる。

ガトリングがバーサを撃破。Jチームのアグナルがultiでスカディアにスタンをかける。

ガトリング、ブリンクで脱出を図る。スカディアもこの直後ブリンクで上部に脱出。

ガトリング、セカンドスキルでさらに移動。ミニオンがいたためタワーの攻撃を受けずに済んだ。

逃げるガトリングと追いかけるメッツガー、アグナル。メッツガーの引き寄せを警戒したガトリングは一度、草むらへ。

メッツガーとアグナルが草むらに入る瞬間に切り返して上部へ脱出。

Gチームのバーサ、スカディアが応援に駆けつける。メッツガーがセカンドスキルのフックで引き寄せに成功。仕留めたかに思われた。

しかし、メッツガーの攻撃はわずかにキルには及ばなかった。絶体絶命の局面をガトリングは切り抜けた。

この時、両チームのスコア差はGチームが4-Jチームが1であった。その後、トップレーンにて、GチームのロティエルとメッツガーがJチームのヴィッキーを撃破し、タワーを破壊。これによってスコアはさらに5-1となった。試合はGチーム優勢で進むかに思われた。

しかし、ボトムレーンでの攻防がきっかけで試合の流れは一転する。
Jチームのガトリングが単独でボトムレーンのタワーを攻撃する。しかし、ミニオンがいなかったことにより破壊は出来ず、タワーダメージでデスしてしまう。

単独で攻撃に出るガトリング。タワーの残HPが少ないことを見越した上での行動か。

しかし、タワーは破壊できず。予想以上にタワーは硬かった。メッツガーとアグナルが攻勢に出る。

アグナルの攻撃を受け、セカンドスキルで離脱したガトリング。しかし、タワーからの攻撃によりデス。

スカディアを狙うメッツガーとアグナル。タワーに退避しようとするスカディア。

Gチームのバーサがボトムレーンに加勢。一旦は戦いは収まったかに見えた。

メッツガーのセカンドスキル⇒アグナルのulti⇒アグナルの攻撃、がバーサを襲う。

Jチームこれを機にボトムレーンを一気に攻める姿勢。JチームバーサがスカディアにGank指示。

3-1の構図になっていることがわかる。

両チーム皆ボトムレーンに集結している様子がわかる。

退避するJチームとこれを追うGチーム。

Gチームメッツガーがultiを発動。これを見たJチームヴィッキーが中心に飛び込む。

ヴィッキーのultiが炸裂。スタン効果はやはり強い。

高火力のJチームイヴァン、バーサがGチームメッツガーを攻撃。

タンクといえども耐えきれずデス。

Gチームメッツガーを撃破し退避するJチーム、これを追うGチーム。

逃げ遅れたJチームのメッツガーをGチームのガトリングが捕まえる。

ガトリング、Jチームメッツガーをキル。攻防は非常に激しい。

この攻防が終わり、スコア差はGチームが5、Jチームが6となった。序盤、スコアにおいて優位であったGチームに対し、Jチームが追いつく形となったと言える。そのきっかけは、ボトムレーンをあとわずかで破壊できなかったところにまで遡ることが出来そうだ。Gチームのガトリングが撃破された後、ボトムレーンの攻防はGチームがバーサ、スカディア、Jチームがメッツガー、アグナルの2対2の構図となっていた。メッツガーの引き寄せからアグナルの攻撃へのコンボを耐えられるとしたらそれは高いHP・防御力を持つヒーローである。その点において、高火力を持つもののHP・防御力が弱いバーサがメッツガー・アグナルの組み合わせの前に相対するのは中々リスクが高かったように思われる。ミニオンの除去をするために前に出ることも重要であるが、どのポジションででミニオンを除去するか、という問題がありそうだ。

さて、その後Gチームはドラゴンを撃破。ミドルレーンにて集団戦が勃発。JチームバーサがGチームロティエルを、GチームバーサがJチームアグナルとヴィッキーを仕留める結果となった。
攻防を経て、両チームともにデスメンバーが復活したあと、GチームはJチームバーサを追ってジャングルへ。そこで5-5の総力戦が起こる。

GチームガトリングがJチームバーサを追う。高火力ヒーローを狙う判断か。

Jチームバーサ、Gチームのメッツガー、スカディア、ガトリングに囲まれる。Gチームが良い形を作っているように見える。

JチームメッツガーがGチームのガトリングを引き寄せた。アグナルが隠れ身を使用。

アグナルのultiがGチームバーサを襲う。ガトリングはヴィッキーにulti発動。

両チームのメッツガーがulti発動。アグナルがGチームバーサをキル。

バーサがスカディアとメッツガーをキル。

続けざまに高火力ヒーローをキルされたGチーム。Jチームヴィッキーがガトリングをキル。

逃走を試みたGチームロティエルだったが、逃げ切れず。

全滅コールが鳴り響く。この時Jチームは一人も欠けていなかった。

仕掛け方はGチームが良かったはずであるのに、結果はJチームの5キルとなった。何がその要因だったのか。結果からみれば、アグナルのスタン、ヴィッキーのスタンによって、Gチームは攻撃をかなり阻まれてしまったことになる。このスタンの継続によって、Jチームが一方的に攻撃できる環境を作り上げたと言える。集団戦において優位を築くにはultiを効果的に使うことが重要だ。その点において、Gチームはスカディアのultiが発動されなかった(ulti発動をJチームが阻んだと言える)こと、自チームの高火力ヒーローが最初に狙われてしまったこと、が辛かったのかもしれない。
一方、Jチームは、スキルの発動を阻むGチームのロティエルのミュートが使われる前に多くのスキルを使用することに成功している上、チーム中にスタンをかけられるヒーローが2人もいたことがかなり強力に働いたようだ。スタン持ちのヒーローは集団戦においてかなり強いことは明らかだ。

その後、Jチームは優勢のまま深淵の支配者を撃破。

さらにドラゴンをも撃破。

最後は全滅コールが鳴る中での決着となった。

結果
Jチーム勝利
スコア:Jチーム19-Gチーム11
管理人感想:
序盤はガトリングを中心にGチームが戦いを優位に進めていたが、後半、集団戦が多くなるに従って、スタンスキル、妨害スキル、に優れたJチームが圧倒するようになっていったように思う。両チーム上手いと思わせるプレイが多くあったが、結果から考えると集団戦に強いチーム構成をした方が勝利を収めるのだろうか。Gチームのイニシエートのパターンはガトリングのulti、メッツガーのultiが中心であった。一方、Jチームは、メッツガーのulti、ヴィッキーのulti、アグナルのulti、とパターン数で勝っていた上、そのどれもが複数ヒーローに対して有効であったと思う。大会で勝てるチーム構成を考える時、仕掛け方や攻撃パターンをどれだけ多く作り上げられるか、という観点での構成の仕方が良いのかもしれない。

追記:
次回は管理人が出場した試合の振り返りが中心です。この観戦記シリーズ、誰得な感があるけれども、第一回大会については全て振り返ろうと思います。それ以降の大会については気が向いた頃にやります(つまりしばらくはやらない)。
第一回大会の振り返りが終わる頃にはヒーロー解説記事や検証記事を中心に更新します。
4月13日にアップデートがあったようなのでそちらの内容についての記事(新ヒーローや新しいゲーム機能について)も書いていこうと思います。

追記の追記(4/20)
動画アーカイブには有効期限があったようです…このシリーズはここで終了となます。次回以降観戦記ものをする際には、私も動画のバックアップを撮ろうと思います。ちなみに優勝はAチームでした!おめでとう!

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